入れ歯
歯を失ってしまった方へ。入れ歯治療は進化しており、見た目と機能性を兼ね備えた入れ歯の製作も可能になりました。
合わない入れ歯を使うこと、または失った歯をそのまま放置することのリスク
- よく噛めないことが消化の悪さにもつながり、全身に影響します
- 見た目を気にして、コンプレックスにつながってしまう可能性があります
- 硬いものを避け、顎への刺激が減少することで、認知症のリスクが高まってしまいます
- 口周りの筋肉が衰え、老け顔にみられてしまうこともあります
- 違和感をかばい、無理な動作で顎関節症を引き起こすことがあります
当院では、快適な入れ歯で笑顔を取り戻すお手伝いをいたします
当院では、精度の高い技術と調整力を生かし、患者様に最善の入れ歯治療をお届けいたします。
噛むこと・話すことが楽しくなり、今よりももっとイキイキとした生活を送っていただけるよう患者様が笑顔で帰っていただくことが、当院の目指す入れ歯治療です。
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ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプとは、文字通り「バネ」を使用していない入れ歯のことをいいます。従来の部分入れ歯の場合、金属のバネを用いて入れ歯の動きをコントロールしていたため、人と話したり、笑った時などに口元を気にされたりする方が多くいらっしゃいました。 ノンクラスプデンチャーでは、金属のバネを使用する代わりに、歯ぐきの色に似た樹脂を使用して固定します。金属のバネを使用していないため、入れ歯をしていることが周囲に気付かれにくくなります。自然な仕上がりで、見た目の美しい部分入れ歯といえます。
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金属床義歯
金属床義歯とは、入れ歯の大部分を金属で作成した入れ歯です。通常入れ歯というと、床はプラスチック素材で製作するものがほとんどでした。こちらのプラスチック素材で使用した入れ歯は保険の適用が可能なため価格を抑えられることもあり、また修理がしやすいのが特徴です。 しかし主要部分がプラスチック製ということもあり、強度を補填するために床の部分に厚みが必要となります。そのため、装着時の違和感が少なからず出てしまいます。 一方、金属床では金属を使用しているため強度が保たれ、かつ薄い素材を使用しているため、違和感が少なく、熱いものは熱く、冷たいものは冷たく感じやすくなります。 食事を楽しんでいただけるメリットもあります。
当院では患者様のご希望に合わせ、適合の良い素材をご紹介させていただきます。
歯周病
歯を失う一番の理由が歯周病。自覚症状が少ないため、早めの対策で、いつまでも自分の歯で噛む喜びを。
他人事ではありません。30代以上の日本人の約半数が歯周病にかかっています。
徐々に歯周組織が破壊される病気が歯周病です。歯を失う一番の理由が歯周病であり、30歳以上の日本人の約半数が歯周病だと言われています。
近年では若年化しているので、10代や20代でも歯周病にかかることも。自覚症状がないので、気がついたらかなり進行していたということがあります。
早い段階で歯周病が発見されれば、歯周病の悪化を食い止めることができます。
健康な歯肉の状態を知っていますか?
歯周組織によって歯がしっかり支えられている状態では、ブラッシングしても出血がなく、歯茎も引き締まっていて色はピンク色をしています。歯と歯の間も隙間がなく密着していて健康な状態です。
歯肉炎になると・・・
歯と歯茎の境目に歯垢(プラーク)が溜まり、プラーク内の細菌が出す毒素により歯茎が赤く腫れた状態になります。
歯を支える骨(歯槽骨)に変化はありませんが、歯肉炎の段階では痛みもないため見逃してしまうことがあります。しかし、放置してしまうと次のステージの「歯周炎」へと進行してしまうので、歯肉炎の段階でしっかりケアをすることが大切です。
歯科医院で正しいブラッシング指導を受けてるとともに、定期的なプロケアでしっかりと予防・早期治療を目指しましょう。
当院の歯周病の治療について
歯周病の第一の治療としては、まず歯に付着した口の中を浮遊している歯周病の原因となる菌を減らすことです。
当院では、超音波スケーラーや歯周用のスケーラー、PMTCなどで菌が潜んでいる歯石やプラークを徹底的に除去し、炎症を抑えます。
施術の際には拡大鏡なども使用しながら、細かい汚れも見落とさないようにしっかりと取るようにしています。
残念ながら症状が進んでしまった場合には、事前にしっかり説明を行った上で、歯茎を切開する歯周外科手術を行うケースもあります。
また、患者様によっては、必要に応じて噛み合せの調整なども併せて行います。
訪問診療
ご自宅で歯科治療・口腔ケアが受けられます
訪問歯科では歯科医院への通院が困難な方のために歯科医師がご自宅や施設まで伺い、治療を行います。当院を初めてご利用される方でも問題ございません。
まずはお気軽にご相談下さい。
訪問診療で出来ること
- 虫歯の治療
- 歯周病治標
- 口腔ケア
- 入れ歯の作製、修理
- 飲み込みの評価、訓練
- 摂食嚥下のリハビリetc
入れ歯や歯を削る機械の持ち込みによりご自宅で虫歯や入れ歯の治療が可能です。
また、歯周治療・口腔ケアによりお口の中を清潔に保つお手伝いを致します。
その他、嚥下内視鏡による飲み込みの検査・訓練も行います。
治療が終了した後も患者様によって違ってきますが、毎週〜月に1度のペースで訪問診療をご利用いただいています。
口腔衛生管理(口腔ケア)の実施においては、定期受診中のスケジュール調整はご家族、ケアマネージャーなどのご希望に合わせています。
摂食嚥下障害と誤嚥性肺炎
摂食嚥下障害とは、口から食べ、飲み込む機能の障害のことです。食事や唾液が誤って気管に入る事を誤嚥といい、それにより引き起こされる肺炎を誤嚥性肺炎といい高齢者の死因の多くを占めています。 当院では摂食嚥下リハビリテーション学会認定士が在籍し、飲み込みの機能の評価・訓練を行っております。必要により嚥下内視鏡を使用し飲み込みの精査も行います。
訪問診療の治療の流れ
- Flow01
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お申込み
お電話・FAXにて承ります。
- Flow02
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訪問日程の決定
ご本人様の希望、介護サービスの状況により日程を調整致します。
- Flow03
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検診
お口の状況、飲み込みの機能、全身状態を把握し、治療計画をご説明致します。
治療内容にご納得頂いてから治療を開始致します。 - Flow04
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治療開始
治療計画に沿って虫歯や入れ歯の治療、歯周治療や口腔ケア、飲み込みの訓練等を行います。
- Flow05
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定期検診
お口の健康状態の維持のため、定期検診をおすすめ致します。
よくあるご質問
Q. 訪問に条件はありますか?
A. 訪問の対象は自力での通院が困難な方となります。
Q. 医療保険の適用ですか?
A. 適用です。介護認定を受けている方は介護保険も適用となります。
Q. 訪問範囲は?
A. 歯科医院より16km圏内です